センター試験の限界
僕もだいぶセンター試験には苦しめられました。最近では東京工業大学がセンター試験を600/950以上(東工大を受けるレベルの学生なら特別なセンター試験対策は必要なしで確保できるライン)取れたら受験資格を与えられるだけで、二次試験一本勝負にし、従来のセンター+二次試験で合否を決める形を廃止したり、京都大学では工学部では文系科目しかセンターの点数を採用しなかったり、慶応大学では薬学部のセンター利用が廃止されたりと有名大学では脱センター試験的な動きになってました。
この背景にあるのはセンター試験で正しい学力が測れないってことです。慶応大学ではセンター利用で入る学生は学力が低い生徒が多かったそうです。センター試験は年々問題が増えていき、考えるよりも訓練して流れ作業で解く的な要素が強くなってましたし、センター作問側はセンター試験のための対策をしないでも学力がある生徒は高得点がとれる問題を作っているらしいですけど。
ただ実際まったくの無対策だと学力がある生徒でも8割が限界じゃないでしょうか。社会などを除いて二次試験対策の本質的な勉強でセンター試験も乗り越えることができないのはやはり問題だと思います。
一発勝負でもう1年
センター試験が悪いと出願できる大学がカナリ狭くなります。新制度では年に2~3回試験を受けられるようになるそうです。僕もそのほうがいいと思います。自分自身センター試験でかなり苦い経験をしているのでわかります。もちろん2次試験は一発勝負ですけど、その前段階的なセンター試験まで一発勝負で受けたい大学さえ受けられないってのは受験生がかわいそうです。
と、いうことでどうなるかわからないですけど、少し期待してます。まぁ自分にはもう関係ない話なんですけど。
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